林業について

 

FORESTRY 林業について

森を未来へ

私たちが暮らすこの国は、国土の3分の2が森林です。木は、家になり、紙になり、燃料になる。森は、水を蓄え、炭素を貯え、多様な生きものと人の暮らしを支えてきました。

その源流で木を伐って、使って、また植えて育てる。林業は何百年も前から、循環を実践してきた産業です。

森林を活かし、人と地域の未来につなぐ。

それが、わたしたち東北ウッドカッターの存在意義と考えています。

PROCESS 林業のしごと

木材の伐採から製材まで

林業は循環産業です。

伐採・造材だけではなく、植林や保育間伐をして森を育てていくことも林業の大切な仕事です。苗木を植え、豊かな森林にするために下刈り、枝打ち、除伐、間伐を行いながら持続可能な森林管理を行います。東北ウッドカッターでは、高性能林業機械を用いた素材生産(伐採・造材・搬出)を主な業務としておりますが、造林から収穫までの一貫作業に携わっております。

作業道造成

林業機械の通行や資材運搬のための道路整備を行います。

伐採(主伐)

板や柱の材料になるまで育った木を伐り倒すことを「主伐」といいます。伐採は主にチェーンソーを用いますが、機械で行うこともあります。

集材

伐採した木を一箇所に集めます。

造材

伐採した木の枝を取り払い、一定の長さに切断する作業を「造材」といいます。これらの作業はグラップルソーという機械で効率的に行います。

造材(玉切り)

用途に応じて、倒した木の幹をチェーンソーで輪切りにしていきます。

運材

各現場で造材した丸太を集めて林道脇の一箇所に運びます。

巻立て

種類別や用途別に積み上げられた「巻立て」から、トラックで製材工場へ運ばれます。

地ごしらえ・植林

伐採後の跡地を整備し、苗木を植え付けます。

下刈り・除伐

苗木の成長を妨げる雑草や不要な木を刈り払いながら育てて、森林を再生します。

FOREST CYCLE

森林の循環
「伐って、使って、植えて、育てる」

木材供給だけでなく、環境保全など多くの面で人間の暮らしにも役立っている森林。
木を「伐って、使って、植えて、育てる」という持続可能なサイクルが重要です。

森林が持つ災害防止機能

森林の下草や落葉は雨による土の流出を抑え、根は土や石を固定して土砂の崩壊を防ぎます。また森林の土はスポンジのような構造で、水を蓄え、少しづつ川に流します。このような森林の働きにより洪水を緩和することができます。

住宅や家具でも地球温暖化防止に貢献

地球温暖化の原因のひとつとされる二酸化炭素を吸収した木は、伐られた後も炭素を保ち続けます。このため、住宅や家具として利用される間も、効果が持続します。

森林と持続可能な開発目標(SDGs)

2015年に国連サミットで採択された2030年までの国際開発目標「2030アジェンダ」では、17の目標からなる「SDGs」が掲げられました。森林は、「陸上資源」(目標15)において、持続可能な森林経営の促進や森林減少の阻止、新規・再植林の大幅増加などが定められているほか、その他の多くの目標にも関連しています。

※テキストは一部、農林水産省広報誌aff2018Aprilより引用